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とわくんの絵本

銀杏並木のなかで、笑っている。

銀杏並木のなかで笑うキャバリア「とわくん」の絵本の表紙

表紙

銀杏の黄色を、一冊ぜんぶの色にした

とわくんの絵本は、秋の銀杏並木が舞台です。表紙では散り積もった黄色のなかでこちらを見て笑い、裏表紙では同じ並木道を一匹で歩いていく後ろ姿を描きました。表と裏で同じ場所・違う時間を見せることで、一冊が静かに閉じるようにしています。厚く盛った絵の具のタッチが、重なり合う銀杏の葉とよく合いました。

白いタオルごと両手に抱かれた、子犬のころのとわくん

はじまりのページ

生まれたときから、その手のなかにいた

とわくんは、娘さんが通っていたトリミングスクールで生まれました。最初のページは、白いタオルごと両手にすくわれている一枚です。犬そのものよりも「抱えている手」を大きく描くことで、このときのとわくんがどれだけ小さかったかが伝わるようにしています。

ぬいぐるみのうさぎと並んで座る、子犬のころのとわくん

見開きのページ

里親に立候補して、家族になった

生まれたときから学校でお世話をしていて、そのまま里親に立候補して家族になった。飼い主さまが教えてくださったその経緯を、見開きの右ページにそのまま置いています。左ページは、ぬいぐるみのうさぎと並んで座るとわくん。文字のページにも必ず余白を大きく残すのは、読み聞かせるときに目が迷わないようにするためです。

リビングで首をかしげて見上げるとわくん

名前のページ

話しかけると、いつも首をかしげる

「とわ」という名前。みんなは「とわくん」と呼びます。話しかけるとよく首をかしげる——飼い主さまが教えてくださったその仕草を、そのまま一枚の絵にしました。うちのこえほんでは、こうした「その子にしかない癖」を必ずお伺いして、絵のなかに残すようにしています。

craft notes

制作のポイント

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